今回は、国際的なロボットコンテストである「The 2nd RoboCup Asia-Pacific Tianjin Invitational Tournament (RCAP-TJI 2021)」にてファイナリストに選出された、MaKids新長田教室に通う弘中晴樹(ひろなかはるき)くんにインタビューしました!
ロボコン大会ではどんなことを頑張って、どんな力がついたのか、詳しくお話を聞いたいと思います♪
※The 2nd RoboCup Asia-Pacific Tianjin Invitational Tournament (RCAP-TJI 2021)について
RCAP-TJI 2021は、1997年から毎年世界各地で開催されているRoboCupという国際的なロボットコンテストで、今大会は、オフライン・オンライン合わせて、10カ国以上から200以上のチームと500人以上の個人が参加しています。いくつかの競技がある中で、晴樹くんは、パソコン上でバーチャルロボットを使ってお題をクリアする競技(RCAP CoSpace Rescue, FirstSteps U12)に参加していました。
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講師
晴樹くん、国際ロボットコンテスト大会(RCAP-TJI2021)のファイナリスト選出おめでとう!
今日は大会について色々聞かせてもらえたらと思います♪
早速なんだけど、今回の大会に出てみてどうだった?
晴樹くん
ありがとうございます!
世界大会の出場は初めてだったので、思っていたよりも大変でした。
例えば、(競技に使うプログラミングも)初めてだったので、どうプログラムを組めばよいのか分からなかったです。
講師
初めてのことに一人で取り組んでいくのは、とても難しいよね。
何から始めていったの?
晴樹くん
まずは、先輩に教えてもらって、ロボットを動かすところからはじめました。
そこからは、壁を曲がるようにして、オブジェクトを拾って黄色と青の枠まで運ぶようにするなど、徐々に作っていくことができました。
講師
少し教えてもらって、その後は自分で取り組めたんだね、素晴らしい♪
そもそも今回は、どんな競技に取り組んだの?
晴樹くん
プログラムを組んでロボットを操作して、オブジェクトを拾って、収集箱に入れるという競技です。あと、黄色い箱と青い箱がぶつかってはいけないトラップなので、トラップにかからないようにプログラムします。
講師
なるほど、障害物を避けながら、対象の物(=オブジェクト)を拾って集める競技だったんだね!
最初から大変だったのに、ファイナリストにまで選ばれるプログラミングが組めたのはすごいと思うのだけど、競技を通して特に大変だったのはどんなことですか?
晴樹くん
障害物であるトラップを自動で感知して避けれるようにすることが大変でした。
特に、異なった2種類の障害物が並んだ時の対応が難しかったです。異なった障害の両方を連続で感知しても、うまく両方を避けながら、障害がないところに誘導させるのが難しかった。
本当に、何回も何回も失敗しながら作りました。
講師
レベルの高い内容だと、イレギュラーなことでも対応できるプログラミングの工夫が大事なんだね。
なんで、失敗にめげずに何度も挑戦できたの?
晴樹くん
何回も挑戦していくうちに、毎回変化を感じられるから、それが楽しくて失敗しても挑戦し続けられます!自分なりに答えが見つかるまでやっています。
講師
素晴らしいですね♪
闇雲にやってるだけじゃなくて、いろんな方向性に仮説を立てて試行錯誤することで、変化と成長が感じているんだね。
ところで、晴樹くんはこの国際大会に参加しようと思ったのはなんでなのかな?
晴樹くん
好奇心かな。面白そうだと思ったか参加しようと思いました。
国際大会っていう大きな規模や、僕の知らないプログラムの仕方があるということが、面白そうだと思ったポイントです。
講師
そうなんだ!様々なプログラミングに興味を持っているんだね。
晴樹くんは、元々プログラミングは得意だったの?
晴樹くん
全然です。初めは、ロボットを動かすのも手動の矢印操作で動かせる程度でした。今では、この大会でもやったみたいに、一度の操作で自動でロボットを思ったように動かせるプログラミングを作ることができるようになりました!
講師
ゼロから初めて、ファイナリストに選出されるところまで進んだんだね!
何でそんなにプログラミングに夢中になれたの?
晴樹くん
プログラミングの方法や考え方って、普段やってるテレビゲームにも応用できるので、やってて自然と夢中になれた。
今は自作のゲームを作ってるんですが、それが楽しくて今でも続けています。
中でも、MaKidsの発表会で、作ったゲームが面白くて。キャラクターデザインから構成まで、自分でイチから全部ゲームを制作したことが楽しかったです。
講師
ゲームが好きなところに通じるんだね!
プログラミングを学んでよかったと思う?
晴樹くん
はい!知らない人と交流するのが苦手だったけど、MaKidsでプログラミングを始めて、プログラミングについてだったら好きなことなので人と話せるようになった。特に発表会でのグループワークで、自信が持てるようになりました。
講師
好きなことで苦手が克服できて、晴樹くんの自信になったんだね!!
最後に、晴樹くんのやりたいことや目標を教えてもらいたいな。
晴樹くん
もっと他の世界大会にも出たいです。そのために、新しいプログラミング技術を学んでます!
あと、困ってる人の手助けになるようなロボットを作って、それを自分でプログラミングしてみたい。
講師
これを機に、世界大会にもっと興味が湧いたんだね!
将来の目標に向かってこれからも頑張ってください!
では、晴樹くんから、プログラミングやろうか迷ってる子にメッセージをお願いします!
晴樹くん
自分がしたいなって思うことに集中してやる!!
講師
晴樹くん、ありがとう!!
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いかがでしたか?
楽しく学んでいくことで、苦手を克服し、試行錯誤していく力を獲得していってくれていることがよくわかりました。
講師から見ても、始めてのプログラミングソフトを使って、(国際大会なので)英語でのコミュニケーション・プログラミングを行い、自律した活動が求められるオンライン形式に対応するという、数々の問題を必死に立ち向かい、乗り越えてくれていったと思います♪
プログラミングを学ぶことで、未知の事柄に立ち向かう力がついていくのは素晴らしいですね。
最後に、晴樹くんが作ったプログラムのプレゼンテーション動画が公開されているので、よろしければ御覧ください♪