こんにちは!
S&F PARTNERSの福田です。
今回は、最近話題のSTEM教育について、書きたいと思います。
以下、ポイントです。
・STEM教育は今後国際的に重要
・STEM領域の職種は21世紀に最も雇用が増加する職種
・日本でも産業ニーズ・国の方針的に求められている領域
STEM教育とは、一体どのようなものでしょうか?
STEM教育とは、Science(科学)・Technology(技術)・Engineering(工学)・Mathematics(数学)の各頭文字を合わせた造語です。
この分野は、これからの時代に必要になる領域として国際的に注目されており、欧米ではすでに注力されています。
この教育では、教材としてロボットやレゴブロック等を用いて、理数系人材を育成することを目的としています。
この分野が、注目されている背景としては、IT技術の進歩、ハードのコモディティ化、モノからコトへのシフト等、時代的な背景があります。
従来はそれぞれ単独に存在していた業界の垣根を越え、各領域にITが関与してきます。
その状況の中、これまでの単独の教育分野のみでは、複合的な領域に対応できる人材を育てることは難しく、STEM教育が求められるようになりました。
現にアメリカでは、オバマ大統領が一般教科書演説等で取り組むべき優先課題として取り上げており、21世紀に最も雇用が増加する職種とまで言っています。
日本においても、「日本再興戦略2016年」に「チャレンジ精神に溢れる人材の創出」事項に、2020年の初等中等教育でのプログラミング教育の必修化や高等教育での理数・情報教育の強化などが盛り込まれています。
これほどまでに世界的に注力され始めている教育分野ですが、現在でも求められていることが分かる調査結果があります。
アメリカにおいて、年収が高い職業を調査した際に、その上位に数学者や保険数理士やデータサイエンティストなど数理・情報を専門に扱う人材が占めていました。年収が高いということは、稀少性や重要性、ニーズが高いことですので、ビジネスにおいて必要とされていることが分かります。
日本においてもデータサイエンティストの不足やロボットエンジニアの不足が叫ばれており、その領域に対応できる人材の育成が急務となっております。
このように、STEM教育は、現在の産業ニーズから見ても、国の方針から見ても、必要とされている領域であります。特に、子供の時から教育に取り入れることで、考え方を早期に定着させることができます。そういったニーズを背景に、最近はその領域の教育ビジネスも次々と立ち上がっています。
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