こんにちは!
S&F PARTNERSの福田です。
誰もが作り手(メイカーズ)になれる時代の到来により、できることが増え、働き方の選択肢が増えてきています。
前回は、メイカーズ時代になって、できることが増えたということを書きました。それにより、地域でのビジネスの可能性が広がったことについても触れました。
今回は、これからどのような働き方が増えてくるのかを考えたいと思います。
以下、今回のポイントです。
・地域でのビジネスが活性化し出身地での勤務が容易に
・地元の人ならではのソリューションビジネスが拡大
・地域のビジネス環境の整備が課題
一般的には、働き方を選ぶ際、「どのエリアで働くか」「どの会社で働くか」を考えます。
地元志向の人はエリアで絞った上で、働きたい会社を選択したり、出世志向の人は大企業を選択したり様々だと思います。
メイカーズの時代では、それぞれに対して、以下のような変化が起こります。
「どのエリアで働くか」に対しては、出身地での勤務の可能性が広がります。その理由としては、メイカーズムーブメントに加え、企業を地域に誘致する動きや起業を優遇する措置等も重なり、地域のビジネス環境が発達するからです。
「どの会社で働くか」については、起業も視野に入れた働き方が可能になります。地域に住んでいるからこそ、地域の課題に気付くことができ、メイカーズムーブメントによりそれを解決できるサービスを立ち上げるのにハードルが下がったことが理由です。
また、メイカーズの時代では、上記2つに加えて「何社で働くか」についても検討できるようになります。
パラレルキャリアという言葉が出てきたように、昨今、副業を促進する動きがあります。副業の際には、専門性が求められますが、メイカーズの時代では、より様々な専門性を活かせるようになります。例えば、設計技術を持った人が副業の際にアイデアを持った人を手伝ったり、アイデアを持った人が副業の際に技術を持った人と組んだり、あらゆるパターンが広がることが期待されます。
このメイカーズの時代に適応するためには、地域のビジネス環境を整備していく必要があります。
S&F PARTNERSでは、人材育成の観点、地域連携の観点、サービス創出の観点から、神戸を中心とした地域のビジネス環境の整備に取り組んでいます。
是非、一緒に地域を盛り上げていきましょう!