こんにちは!
S&F PARTNERSの福田です。
前回はスポーツ系の習い事について書きました。スポーツ系の習い事は体力の向上や楽しさなどが特徴としてあることを述べました。
今回は文化系の習い事です。学習系も含んで考えていきたいと思います。
以下、今回のポイントです。
・主な特徴として、知識の向上・集中力の向上がある
・学校の成績アップなど直接的な効果が期待できる
・お子さんのモチベーションによってはマイナスに働くこともある
皆さんは文化系の習い事を言われた時、何を思い浮かべるでしょうか?
多くの人は塾や書道などを思い浮かべると思います。
塾は個人指導のものから教室型のものまであり、個人宅や家庭教師まで幅広い選択肢があります。また、書道については、書道の先生が個人で実施していることが多く、比較的、近隣で行うケースが多いように見受けられます。
文化系の習い事の特徴としては、主に以下のようになると考えています。
1.知識・スキルの向上:塾の場合は、学校で習うことを予習したり復習したりして学習効果の向上を図ります
2.集中力の向上:問題を考える時や手本のような字を書く時、演奏する時など集中して取り組むことが求められます
3.忍耐力の向上:問題が解けない時や上手く字が書けない時、上手く演奏ができない時など繰り返しチャレンジします
4.マナーの習得:書道やピアノなどは一連の学習を通じてマナーの習得にも役立ちます
先ほど、代表的な文化系の習い事として、塾や書道を挙げましたが、その他としては、芸術領域のピアノや、マイナーなものでいうと茶道などもあります。
これらは、親の影響も大きく関わるような習い事だと認識しています。
これらの習い事を選択する背景には、どのような取り組みをするか明確に分かることや、学校の成績が良くなることへの期待があると推測します。
塾は学校の勉強と広く関わり、書道も書き初めや普段の印象を良くする効果があり、ピアノは音楽に関わります。
一つ、課題を上げるとしたら、習わなかった時の状態が分からないため、本当に習い事によって学校の成績が上がったか分からないという点です。
最近は、嫌々習うことがお子さんにとってのストレスになり、普段の学校の勉強も嫌いになってしまう話もよく耳にします。
取り組む姿勢が習い事の効果を高めるとしたら、お子さんが本当にやりたいことは何かを一度話したり、他の習い事を体験させて見て反応を見比べてみたりするのが良いと考えます。
それが、習い事を受ける側(親・お子さん)と教える側、全てに対して、良い結果をもたらすと思います。
次回は、最近、話題になっている先端系の習い事に注目します!