こんにちは!
S&F PARTNERSの福田です。
前回は、IoTとは何かということについて、書きました。
今回はIoTがどのような未来を作っていくのかについて書いていきます。
以下、今回のポイントになります。
・IoTは生活者向けと産業向けに大別される
・アナログな産業ほどIoT化された時のインパクトは大きい
・地域にはIoT化のニーズが埋もれている
IoTはその特性上、社会との親和性が高いです。
例えば、海外では、都市全体の駐車場がIoT化され、駐車場の運営を最適化しています。
また、日本でも、橋にセンサーが取り付けられひずみを検知し保守を効率化しています。
挙げだしたらキリがないのですが、用途は大きく以下のように分けられます。
1.生活者向け:駐車場の事例は、生活者向けでしょう。都市で生活する人に対して専用アプリを用意し、生活者がそのアプリを使うことで、駐車場の混雑状況を把握することができるからです。
2.産業向け:橋のセンサーの事例は、まさに産業向けと言えるでしょう。本来であれば、保守業者が人を派遣して点検しないといけないところを、IoT化により省力化しているからです。
いずれの例も、これまでは、人が確かめないと分からなかった情報を連続的にセンシングすることにより把握することできています。
どの状況をどんなデバイス・通信・アプリを使い把握するのか、すべてのバランスが取れた時に、初めてビジネスとして成立するのです。
これまで、アナログだった産業ほどIoTのインパクトは大きく、高い費用対効果をもたらすことができます。
例えば、農業の例でいうと、これまでは人の経験と勘によって、管理されてきましたが、IoTを活用することで、管理が自動化できます。
これにより、農業人口の高齢化・減少という社会問題に対して、若者の参入を加速していくことでしょう。
現場を如何に理解し、現場を便利にするかということがIoTを進める上では不可欠です。
そういった意味でいうと、「地域には地域の課題があり、それを住民の人たちは理解しているが、解決手段がない」、
まさに、そういった領域にこそ、IoTが役に立つ可能性が高いと考えています。
今後、IoTが普及していく中で、より生活が便利になっていくことは間違いないでしょう。
S&F PARTNERSはIoTエバンジェリストとして、IoTを通じて地域の活性化に挑戦します。
引き続き、応援のほどよろしくお願いします。