小学生の習い事として思い浮かぶのはなんでしょうか?
スイミング?
英語?
ピアノ?
このあたりが小学生がよく通っている習い事でしょうか?
昔から読み書きそろばんなんていう言葉もありますし、習字やそろばんも人気ですよね。
では最近ちまたで話題のロボット教室やプログラミング教室はどうでしょうか?
周りのお子さんでスクールに通っている人もいるのではないでしょうか。
ロボット教室やプログラミング教室ですが
通ったらどんなことが身につくの?
結局遊びの延長で終わるんじゃない?
高いレッスン料を払って小学生のうちに通う必要があるの?
プログラミングって難しそうだけどうちの子でも出来るの?
などなど、まだまだわからない点もたくさんあると思います。
そんな疑問にお答えしていきたいと思います。
①まず通ったらどんなことが身につくの?
これは一番重要なことかもしれません。
一般的に言われていることとしては、論理力や創造力、考える力が身につくと言われています。
そして今後コンピュータ中心の社会になっていくときにプログラミングスキルの重要性が高まるのでスキルとして身につけておきましょうという感じです。
確かにこれらはすべて間違ってはいませんが、プログラミングだけではまだまだ不十分な部分が多いのも事実かなと思います。
今後の社会において必要と言われている力はSTEMスキルです。プログラミングもこのSTEMのなかに含まれます。
(STEMについてはこちらをご覧ください。)
企業に勤める、時間場所に縛られずに自由に働く、起業をして社会を変えていくなど働き方は色々あり、今後は兼業も増え、ますます働きかたは多様になっていくと思います。
そんなときにこのSTEMスキルを身につけているかどうかが大きな差になると言われています。
僕が勝手に言っているのではありません笑
2030年までに仕事の約半分が自動化されコンピュータが行うようになると言う話をご存知でしょうか。
どこまでそうなるかはまだわかりませんがいま現在の働き方と子供達が社会に出たときの働き方は大きく変わるのは間違いないでしょう。
2030年と言えばいまから約13年後、現在の小学生がちょうど社会に出るくらいの頃ですね。
働き方が変わると言ってもまだなかなかイメージが湧きにくいでしょうか?
例えば企業に就職して働くとします。
営業に所属したとしましょう。
営業職の仕事が根性で粘って仕事を取ってくるというイメージはもう今はあまりないと思います。(一部まだあるのかもしれませんが…)
実は営業の仕事は業務の流れが意外とわかりやすく最初のアポイントから最後の成約にいたるまで業務を見える化しやすいと言われています。
新規のアポイントがいくつあればそこから段階を経て契約に至るまでの割合などを分析でき、その段階、段階で取るべき行動を考えることができます。
ですので出来る営業マンとダメな営業マンの差は日々の業務をしっかり記録をつけ、それを分析して次の手を考えているかどうかに大きく左右されるわけです。
ダメな営業マンはひたすらテレアポを朝から晩までしてアポが多く取れればほっとして(何件かけて何件取れたなど分析しない)、アポが取れなければただただへこんで、自分って才能がないんだなんて思うわけです。
しっかり管理が出来る営業マンであればまず今月5件の契約を取るためには最低でも20件は訪問しよう。そのためにはアポ取りを500件しよう。電話以外にもFAXやメールも使ってみよう。そしてそれらをすべて試した上で分析し、この商品はこの業界にアプローチすればニーズがありそうとか、電話をかける時間はこの時間帯がよさそうとか、メールの件名はこう書いたら開いてくれやすいとか分析していくわけです。
そしてさらにそれを試して分析してを繰り返すからどんどん効率が良くなり、成約率もあがり、出来る人とできない人の差はどんどん開いていくという感じです。
ここまで少し長くなりましたが営業マンを例に書いてみました。
これを例えばAIがやってくれるとしたらどうでしょうか?
話は少し変わってきますよね。
電話をかけた件数やその他諸々のデータを管理してくれるのはもちろんのこと。それをAIが独自に分析してこの時間に電話したほうがいいよとか、こんなメールを送っときますねとか、訪問するときの会話はこんな感じでとかをすべてアドバイスしてくれたらどうでしょう?
いま能力の差としてあるものがかなり縮まるか、もしくは無くなると思いませんか?
この場合、営業マンに必要な能力は行動を管理、分析する能力ではなくAIやコンピュータ全般の基礎知識がありそれを使いこなす能力。
そしてそれプラス、人間にしか出来ない能力。
曖昧な言い方かもしれませんが人間としての魅力のような部分。
仕事が出来るということの中身が働き方と一緒に変わっていくと思います。
STEMスキルとは上にあげたようなAIなどの知識の基礎になる部分でもありますのでそれを頭が柔らかい小学生のうちに磨いておく必要があります。
英語だって大人になってからも学べますが子供のときに学んでおいたほうがよりスムーズですよね?
今回は何が身につくの?どう役立つの?
の部分について一例を書きました。
次回は遊びの延長にならないのか?うちの子でも出来るのか?など他の疑問にもお答えしたいと思います。
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では最後までお読みいただきありがとうございました!