突然ですが皆さんは2020年から小学校でプログラミング教育がどんな風に行われるか知っていますか??
おそらく、「英語」や「音楽」のように「プログラミング」という授業が導入されると考えている人が多いのではないかと思います。
実はそれ、間違いです!!
「プログラミング」という独立した単元として授業が行われるのではなく、例えば「音楽」といった今ある授業の中にプログラミングが入ってくるのです!!
つまり、小学校段階のプログラミング教育の目的はプログラミング言語が使えるようになることではないのです。ではその目的とはなんなのか。
それはプログラミング的思考を養うことです!
プログラミングを通してある一連の活動を実現するにはどのような動きの組み合わせが必要なのか、それをどんな風に組み合わせればいいのか、それらをどのように改善していけばいいのかを論理的に考えていく力をプログラミング的思考とここでは呼んでいます。簡単に言えば、目的をどのように実現するかを論理的に考える力です。
機械が与えられた課題の処理を行う一方で、人は「どのように人生をよくしていくか」のような大きな目的に対して創造的な問題解決を行うことができます。それが人の強みであり、機械化やAIの発展が目覚ましい社会において必要とされる力でしょう。
その力を小学生のうちから少しずつつけようというのが今回のプログラミング教育の目的とされているわけです。
少し硬くなってしまいましたが、プログラミング教育がどのように導入されるか、どんな目的で行われるのかお分かりいただけたでしょうか?
教育改革に関する情報は今暫定的に決まっているだけなので更新され続けます。今後の動向にもぜひご注目を!!
文章:筒井