今回は理科とプログラミング教育についてまとめます。
ポイントは以下の3つです。
・理科とプログラミングは相性が良い
・プログラミングは家電や自動車などモノの仕組みの理解に役立つ
・プログラミングを電子工作と組み合わせることで現象の理解に役立つ
小学校の理科では、モノの仕組みを理解したり現象を観察する授業があります。
プログラミングを使うと、ライトやモーター等の電子部品を自由に動かしたり、ライトの色合いを自由にコントロールすることもできるので、モノの仕組みや現象を理解することに役立ちます。
私たちの生活は、家電や自動車など、昔と比べて、どんどん便利になってきています。
ついつい、スマート家電や自動運転車など、未来のことが気になりますが、ここでは、昔の自動車について、考えたいと思います。
自動車を人が移動するための手段と考えると、昔は、今のような自動車ではなく、人力車や馬などがありました。
この時代では、人や馬の力を動力として使うことで、人を移動させていました。
その後、機械を組み合わせることで、蒸気の力を動力に変えることができるようになり、電気を組み合わせることで、石油の力を動力に変えることができるようになりました。
今の自動車には、小さなコンピューターが数十個、多いものだと100個以上、使われています。
これらのコンピューターにはプログラムが書き込まれており、このプログラムにより電子部品同士を密に連携させることができるので、石油の力をうまく動力に変えることができています。
理科の授業の時に、例えば、ライトやモーターをプログラミングで動かしてみると、電子部品の仕組みに触れることができます。
この仕組みに触れることで、家電や自動車等の身近なモノの仕組みを理解することにも繋がっていきます。
また、プログラミングの使い方を工夫することで、現象の理解にも繋がります。
例えば、ライトをコントロールする電子工作キットを使えば、光の混ざり方や光の強さ等、光の原理を体験することができます。
テレビやスマホで映像を表示するためには光の色合いをコントロールすることが必要になります。
このように、生活と関連付けて理解することで興味・関心を持つキッカケにもなります。
今回は、理科とプログラミング教育について、まとめてみました。
次回も、他教科での事例を紹介したいと思います!
最後までお読み頂き有難うございました。