Scratchの最新のバージョンは2.0です。
その前のバージョンの1.4の時は、パソコンにダウンロードして使う必要がありましたが、2.0からは、ブラウザ(インターネットの検索画面)でも使えるようになりました。
つまり、Scratchをダウンロードしていないパソコンでも使えるようになったのです。
バージョン2.0はパソコンでしか使うことができなかったのですが、次のバージョンの3.0からは、スマホやタブレットでも使えるようになります(タブレットでは閲覧のみ)。
パージョン3.0は2019年1月に公開予定で、現在はβ版(試用版)の公開ですので、ここではバージョン2.0での使い方を説明します。
Scratchを始めるために用意するもの
インターネットに接続されたパソコンが必要です。ウインドウズでもマックでも大丈夫です。
デスクトップパソコンの場合、最初からマウスがついていると思いますが、ノートパソコンの場合は、マウスがない場合が多いと思います。
マウスがなくても作業はできますが、マウスを使った方が操作がしやすいです。
Scratchをインストールしよう
①Scratchのホームページを開こう
まず、Scratchのホームページを検索し(https://scratch.mit.edu)、Scratchのホームページを開きます。
画面を一番下までスクロールすると、「オフラインエディター」という文字があるので、そこをクリックします。
そうすると、Scratch2.0のインストール画面が出てきます。
Scratch2.0を使うためには、Adobe AIRが必要になるので、
①Adobe AIRの所から、自分のパソコンにあったバージョンをインストールします。
その後に、
②Scratchオフラインエディターの所から、自分のパソコンにあったバージョンをインストールします。
②日本語で表示させよう。
インストールしたScratchを開いてみると、表示が英語になっていることがあります。
左上の「Scratch」という文字の隣に、地球儀のマークがあります。
そこをクリックすると、表示する言語が変えられます。
下の方までスクロールすると、「日本語」が出てきますので、それを選びましょう。
ここまでできると、Scratchを使えるようになります。
③ブラウザで使ってみよう。
①〜②の方法は、コンピュータにScratchをインストールして使う方法です。
この方法の場合、インストールした後はインターネットに接続しなくても使うことができます。
しかしScratchは、インターネットに接続していれば、インストールしなくてもブラウザ上で使うことができます。
やり方は、
・Scratchのホームページを開く
・左上の「Scratch」の文字の隣「作る」をクリック。
そうすると、インストールしたものと同じ画面が表示されます。インストールでも、ブラウザでも、同じように使うことができます。
Scratchを学習する方法
Scratchの画面を開くことができれば、いろいろ動かしているうちに、操作を自然に覚えるでしょう。
それほどScratchは簡単なのです。
しかしインターネットや書籍など、Scratchの使い方を優しく解説しているものはたくさんあります。
それらのものを参照しながら活用すると、より効果的に習得できたり、操作に困ったときに役に立ったりするでしょう。
ここでは、代表的なサイトや書籍を紹介します。
「Scratchを始めよう ワイワイプログラミング」
NHKEテレのサイト
「Makids 」
「先生と子どもがいっしょに学べるはじめてのプログラミング」
櫻木翔太、福田紘也著 河出書房出版
学校でも家庭でも役に立つプログラミング教育の入門書
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